予備校と聞いて思い出すこと

私が学生だった頃、どういうわけか、予備校をテーマにした漫画が多かったように思います。まず思い出すのは、某有名青春漫画。これは終始予備校が舞台ではないのですが、ストーリー中盤で、主人公の青年が大学に軒並み落ちて、予備校に入らざるを得なくなるのですが、その主人公が付き合っていた彼女のほうだけが大学に受かってしまうのです。しかし、落ち込みつつも主人公が予備校の入学手続きにいくと、そこにはなんと大学に受かったはずの彼女の姿。主人公を思うあまりに大学をけって彼女は浪人してしまったのです。もう一つ思い出すのは、予備校生である主人公の青年が、受験会場かどこかで知り合ったまったく主人公は眼中にない清楚な女の子と、同じ予備校に通う、主人公が大好きな明るくて積極的な女の子の間で揺れに揺れまくるお話です。細かいところまでは覚えていないのですが、主人公は2人の女の子との恋愛に放浪されるあまり、軽く2浪はし、やっと入学できたのも本命ではなかった3流大学。ますます自分に自信がなくなりつつも、人生を歩んでいく、という内容だったように記憶しています。私は予備校生活の経験がないのですが、当時は、「予備校生ってこんなドキドキの毎日を送っているんだ。ちょっと1回ぐらい行ってみてもよかったかも。」と素直に憧れたりしていた思い出がありますが、今、人の親になり、数年後は我家にも受験生、という状況になると、さすがにこれらの話を素直に認めることができなくなってきました。恋愛は確かに素敵なことですが、娘がせっかく受かった大学をフイにしたり、息子が恋愛問題で受験に失敗するなんてたまらない話です。大学に受かってから、存分にやったらいいのに、と思う少しオバサンになった私なのでした。

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